パリの老舗メゾン、エルメス(HERMES)が2025年春夏ウィメンズコレクションの新作シューズを発表した。今回のコレクションは、ブランドの伝統的な要素と現代的なデザインを巧みに融合させ、軽やかさと洗練された美しさを追求したデザインとなっている。
「ケリー」バレエシューズ
コレクションの中でも特に注目を集めているのが、エルメスのアイコンである「ケリー」バックルを配したバレエシューズ「ケリー」である。ポインテッドトゥのデザインとホワイトレザーの組み合わせが、上品でモダンな印象を与えている。

「キチュ」バレエシューズ
一方、クロシェニットとレザーを組み合わせたバレエシューズ「キチュ」は、透け感のあるアッパーと超軽量ソールが特徴的である。ドライビンググローブからインスピレーションを得たというこのデザインには、ピラミッド型のスタッズが施され、スポーティーでアクティブな要素が加えられている。

乗馬の世界観を反映した「ジャンピング」ブーツ
エルメスの象徴的な乗馬の世界観から生まれたブーツ「ジャンピング」である。ミニマルなデザインに「ケリー」バックル付きのストラップがアクセントとなり、クラシックとモダンの絶妙なバランスを実現している。

レトロスニーカー:「ジェット」
2024年春夏にデビューし、今シーズンも継続して展開されるスニーカー「ジェット」は、レトロなローテクスニーカーデザインが特徴である。起毛加工を施したシェーヴル・ヴェロアのアッパーが、爽やかなグリーンカラーで彩られ、春夏らしい軽快さを演出している。

各アイテムは、国内のエルメス店舗で順次展開される予定。