Chanel（シャネル）は2024年12月、Matthieu Blazy（マチュー・ブレイジー）を新たなクリエイティブディレクターに任命した。彼は2024年春夏オートクチュールコレクション以降のデザインを担い、Chanel（シャネル）に新たな創造性とビジョンをもたらすことが期待されている。
Matthieu Blazy（マチュー・ブレイジー）はベルギー出身のデザイナーで、これまでMaison Margiela（メゾン マルジェラ）、Celine（セリーヌ）、Bottega Veneta（ボッテガ・ヴェネタ）などの一流ブランドで活躍してきた。特にBottega Veneta（ボッテガ・ヴェネタ）ではクリエイティブディレクターを務め、同ブランドの伝統的なクラフトマンシップとモダンなデザインを融合させたコレクションで高い評価を得た。彼のデザインは「タイムレスな美しさ」と「革新的なアプローチ」を特徴としており、ラグジュアリーファッションに新たな視点を示すことで知られている。
ブレイジーは、「『シャネル』という素晴らしいメゾンに加わることができて光栄に思う。チームと出会い、ともに新たな物語を描くことが楽しみで仕方ない」とコメント。また、シャネル社のAlain Wertheimer（アラン・ヴェルタイマー）＝グローバル・エグゼクティブ・チェアマンは、「マチューはこの世代で最も傑出したデザイナーの一人。彼のビジョンと才能は、ブランドのエネルギーを活性化させ、ラグジュアリー業界のリーダーとしてのポジションを強固なものにするだろう」と述べ、彼の就任に大きな期待を寄せた。
ブレイジーの就任により、Chanel（シャネル）はクラシックなエレガンスを維持しつつ、より大胆で現代的なスタイルを取り入れたコレクションを展開することが予想される。また、彼の経験に裏打ちされた職人技やディテールへのこだわりが、Chanel（シャネル）のアイコニックなアイテムにどのような新たな命を吹き込むのか注目される。
Courtesy of Instagram（@matthieu_blazy）
