こんにちは。ライターのYUINAです。
本日は、私が「一生を共に過ごそう。」と決意し、22歳の頃に清水買い（清水の舞台から飛び降りるつもりで購入）したCartier（カルティエ）のアイコンとも言えるリング “トリニティ” について語りたいと思います。
＜トリニティとは＞
ルイ・カルティエによって1924年に誕生。
忠誠、愛情、友情のシンボルで、無限の可能性を秘めたイエロー、ピンク、ホワイトの3色のゴールドリングが繋がり合うデザインが特徴です。
ートリニティとの出会い
中学生くらいから、ELLEやVOGUEでパリジェンヌやニューヨーカーのスナップを見るのが好きだった私は、おばあちゃんやお母さんにもらった少しくすんだゴールドのリングや、味の出たバーキンなどにとても憧れを抱いていました。
20歳を越えた頃から、「いつか生まれるはずの子供や孫にも受け継げるような、クラシカルかつシンプルで普段使いできるけれど、デザインの効いたリングが欲しい」と思い始め、ビビッときたのがまさにトリニティでした。
3色の美しいゴールドと、交わり合う3つのリングのデザインがあまりにも美しく、見惚れてしまい、あっという間に心を奪われました。
ー 驚くべきポテンシャル
100年も愛されるリングに対して言うには烏滸がましいですが、トリニティの万能さ、ポテンシャルの高さには本当に驚かされます。世界中で100年も愛される理由を、文字通り肌で感じながら日々過ごしています。
まず、どんなアクセサリーとも相性がいい。
基本的にアクセサリーはゴールド派の私ですが、どんなアクセサリーを合わせても、イエロー、ピンク、ホワイトのどれかには必ず馴染んでくれるんです。シルバーアクセサリーでも、ホワイトのおかげで不思議と馴染んでくれる。合わすアクセサリーによって、雰囲気をシンプルにも華やかにもすることができます。
そして、どんなコーデとも相性がいい。
キレイめなコーデはもちろん、エッジの効いたアバンギャルドなコーデ、古着とデニムのアメカジコーデ、トラックパンツとパーカーのカジュアルコーデなど、どんなコーデをしていてもそのスタイリングにばっちりハマってくれます。
この汎用性には本当に驚きます。
ー みなぎるパワー
喉から手が出るほど欲しかった念願のリングだからか、長い歴史を通して数々のセレブやファッショニスタが着けてきたアイテムだからか、そのどちらも相まってなのか、不思議と着けるだけでパワーが湧いてきます。
家を出る前に着けるのが習慣になっていますが、着けると背筋が伸びてスイッチが入るから本当にすごい。今でも、購入した時の高揚感や、初めてつけた時の感動を思い出したりもして、トリニティを通じて「やっぱりファッションっていいよなあ、これだから好きなんだよなあ」という気持ちを呼び起こしてくれます。
ファストファッションが台頭し、トレンドのアイテムやハイブランドに似たアイテムが安価で手に入る世の中ですが、古風な思考回路なのか、価格に関係なく“本当に自分がいいと思ったアイテム”を身につけたいと常日頃から思ってしまいます。
情報が多すぎて、「本当に自分がいいと思っているのか？」とわからなくなる時もありますが（笑）
ー まとめ
そもそもジュエリーが欲しかったというより、理由をつけて名品と言われるクラシックアイテムをおばあちゃんになるまで使いたかっただけだと思いますが、ビビッときて直感のまま勢いで購入したあの頃の私を褒めてあげたいです。
ラグジュアリーアイテムの価格高騰が続く中、トリニティも私が購入した時より2倍近くの価格に上がっていて驚きました。
ということで、日々トリニティの美しさに惑わされながらも、パワーをもらい過ごしていこうと思います。
