モンクレールの没入型ポップアップ「Puffy Summer」がソウル・聖水にオープン、海の生き物が街に出現
モンクレール(MONCLER)のポップアップ「Puffy Summer」が、韓国・ソウルの聖水(ソンス)地区にオープンした。2026年サマーコレクションのグローバルキャンペーン「HAVE A PUFFY SUMMER」の一環で、ミラノの「10 Corso Como」に続く開催。5月1日から3日まで一般公開され、オープニングには韓国セレブリティやアジア各国のプレスなど約500人が集まった。
モンクレールの春夏シーズンとしては初の大々的なキャンペーンとなる今回は、ブランドを象徴する「ふくらみ」と「レイヤリング」の発想を夏向けに再解釈するという新たな挑戦。アジアの中でもカルチャー発信地として注目されるソウル・聖水を舞台に選んだことで、グローバルへの訴求とアジア市場へのコミットメントを同時に示している。

「ダウンの美学を、夏へ。」
モンクレールはこれまで、ダウンウェアを核にした「ふくらみ」の美学を軸にブランドを展開してきた。秋冬のイメージが強いそのDNAを、夏という季節にどう接続するか——「HAVE A PUFFY SUMMER」はその問いへの回答だ。軽やかなシルエット、流れるようなボリューム、鮮やかなカラーパレットを通じて、モンクレールらしさを暖かい季節に翻訳している。
「海中に広がる、パフィーな世界観」
ポップアップ会場は、ファサードに据えられた巨大なオクトパスのスカルプチャーが目印。1階は海中をイメージした青一色の空間に、クジラ・タツノオトシゴ・カニ・ロブスター・フラミンゴといったパフィーな海の生き物たちが点在し、「Puffy Summer」の世界観を丸ごと体験できる設計になっている。これらのスカルプチャーはすべてリサイクル素材で制作され、ポケットやジッパー、ロゴマークが施されているのがポイントだ。
2階には2026年サマーコレクションからメンズ・ウィメンズ合わせて16体のトルソーを展示。インナーに水着を合わせたり、異なる色柄のシャツジャケットを重ねたりと、空気のように軽やかな心地よさを重視したレイヤードスタイルを多彩に提案している。



「ソウルのカルチャーシーンと交差した一夜」
オープニングイベントには、SEVENTEENのミンギュ、ITZYのリュジン、俳優のイ・ジェウク、バレーボール選手のキム・ヨンギョンなど、韓国カルチャーシーンを代表するゲストが出席。屋外ではDJパフォーマンスとともにテーマに沿ったフードやドリンクも振る舞われ、ソウルの夜を盛り上げた。ブランドの核であるパフィーな造形美を、夏・海・軽さというキーワードで再構築した今回のポップアップは、単なる商品展示を超えた体験型のブランドコミュニケーション。リサイクル素材を用いたスカルプチャーにはサステナビリティへの意識も滲み、モンクレールが現代のラグジュアリーブランドとして発信すべきメッセージを空間全体で体現した。
