アイウェアブランドのレイバン（RAY-BAN）は、ファッションイノベーターであり、起業家としても知られるエイサップ・ロッキー（A$AP ROCKY）を、ブランド初のクリエイティブディレクターに任命したことを発表しました。
音楽とファッションの両分野でトレンドセッターとして影響力を持つロッキーが、レイバンのクリエイティブプラットフォーム「Ray-Ban Studios」で独自のビジョンを発揮し、ブランドのイメージとデザインの未来を牽引します。
アイコンを再解釈する「The Blacked Out Collection」
ロッキーの最初のプロジェクトとして、アイコンシリーズ「Mega」コレクションを再デザインした「The Blacked Out Collection」が2025年4月に発売されます。
新しいレンズタイプを採用し、モダンな感性を加えたコレクションは、レイバンの伝統とロッキーのスタイルが融合した革新的なものとなるでしょう。
音楽と文化を繋ぐ架け橋：Ray-Ban Studios
Ray-Ban Studiosは、2016年に設立されたクリエイティブプラットフォームで、音楽の力とアーティストの創造性を称える場です。
今回のパートナーシップは、レイバンの進化における重要な一歩であり、ブランドの豊かな歴史と現代カルチャーを融合させるものとして期待されています。
エイサップ・ロッキーは、「絶え間なく進化しながらもルーツに忠実であり続けるレイバンに感銘を受けてきた」と語り、今回の就任について「レイバンのような象徴的なブランドが持つ強力な伝統の一端を担い、新たな歴史を切り開くことを嬉しく思っている」と述べる。
また、レイバンのブランドプレジデントレオナルド・マリア・デル・ヴェッキオは、「レイバンは単なるブランドではなく、ライフスタイルそのもの」と述べ、ロッキーのクリエイティブディレクター就任について、「明確なビジョンと先見の明を持つアーティストでありクリエイターであるエイサップ・ロッキーは、探求する多様な世界の限界を押し広げる能力を持ち、レイバンのDNAに通じるものがある」とコメントしています。
デザイン、音楽、アートが融合する新たな体験
「The Blacked Out Collection」は、クラシックな要素に大胆でモダンなエッセンスを融合させた革新的なフレームが特徴です。
メガシリーズには、ゴールドプレートのディテールと新開発のウルトラブラックレンズを採用。伝統的なアイコニックスタイルを、新たなスケールで表現しています。
ロッキーの参加は、アイウェアのデザインにとどまらず、音楽、ファッション、アートを取り入れたキャンペーンのディレクション、レイバン ストアのリデザインなど、多岐にわたるクリエイティブな活動を通じて、新たな体験を創出します。
エイサップ・ロッキーがレイバンのクリエイティブディレクターとして、アイウェアの未来にどのような革新をもたらすのか、今後の展開に注目が集まります。
